骨折のリハビリは水泳/プールの効果について
骨折をした場合の治療というのはギブスやシャーレなどによって固定をします。
この段階でしっかりと行い安静にしなければ骨はまっすぐにつながりませんし、骨が作られることを促すことが出来ません。
初期段階で整復、固定することによって早期完治を促すことが出来ます。
しかし安静にしている期間というのはとても長いです。
短いものは1ヵ月ほどで終わりますが長いと2ヵ月〜3ヵ月かかってしまう場合もあります。
この期間中は患部を動かすことは出来ませんので筋肉や関節の機能は低下してしまいます。
そのため元の機能を取り戻すためにもリハビリというのはとても大切です。
水泳にはどのような効果があるのでしょうか??
まず一番大切なことは医師や理学療法士とともに行うということが最も重要です。
固まってしまったり細くなってしまった筋肉をもとに戻すために有効なのがプールで泳ぐことになります。
泳いでもいいのですが基本的には水中で歩くことが行われます。
水中では通常よりも抵抗が多いですが体重がかかりませんので体への負担は少ないため効率的に行うことが可能です。
抵抗が多いですがただ外を歩くよりもエネルギーの消費も多いですので体重減少にもつながります。
水泳というよりは歩くことがメインとなることが多いです。
自分の体重が足首や膝、腰などにかかってしまいますがプールの中だと70%ほど減少すると言われています。
リハビリで入るのは温水がほとんどです。
温水に入ることによってリラックス効果、痛みの軽減効果なども期待できます。
さらに運動と温水の効果によって血流もよくなりますのでむくみの症状も軽減することが出来ます。
基本的には足を骨折した際に行われることが多いです。
腕などの場合に水泳をすることもあるようです。
このようにさまざまな効果を期待できますのでしっかりと行いましょう。
筋肉や靭帯、腱などの機能をもとに戻す、さらには強化出来れば一番だと思います。
他の方法でもストレッチなどもありますので積極的に行いましょう。