肋骨骨折の仕事復帰はいつから可能か
肋骨骨折をして、やむなく仕事を休まなければいけなくなった場合、いつから仕事復帰できるのか心配になります。
痛みが簡単にとれないこともありますので、どのように、いつから復活できるかを解説します。
【肋骨骨折はどんな時に起こる?】
肋骨骨折は、肋骨を強くぶつけることで骨折します。
高齢者の方の場合は、骨粗鬆症等が原因で、くしゃみをした時や振り返ろうとした動作をしただけでも引き起こされることがあります。
また、繰り返し同じ動作をすることで、疲労が蓄積され、骨折することもあります。
特にスポーツ選手に多く、ゴルフや野球、ラグビー等、疲労骨折が多く発症するケースになります。
【肋骨骨折で起こる症状】
肋骨骨折の症状として、肋骨部分の痛みになりますが、寝返りをうつと痛い、呼吸や咳、くしゃみをすると痛い、横向きで寝ることで痛い、内蔵に痛みを感じる等が挙げられます。
こういった症状がある場合には、肋骨骨折が疑われますので、医師に診てもらう必要があります。
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【治療方法について】
ほとんどのケースにおいて、入院は必要なく、保存的治療による自然治癒をはかります。
つまり、最も重要なことは「安静」であり、固定バンドやさらしを巻くことで固定し、骨のズレや患部の保護を行います。
【仕事復帰はいつからできるの?】
全治する期間は症状によって異なる為、いつから仕事復帰が可能かという答えは一概には言えませんが、ヒビが入った程度であれば、完治まで2〜3週間程度ですので、比較的早い仕事復帰が見込めます。
ただし、プロスポーツ選手等の場合は安静にした後、リハビリをして復帰となりますので、受傷してから仕事復帰までには軽傷だとしても1ヶ月程度必要なこともあります。
肋骨は呼吸をする度に動く部分ですので、完全な安静はできません。
つまり、治りにくい箇所でもありますのでいつから仕事に戻れるかは目安になります。
できるだけ安静を保つことで早く仕事復帰することが可能になります。
重傷の方の場合は、完治までの期間が数ヶ月かかることもありますので、いつから戻れるのだろうと不安に思う場合は、医師からきちんと説明を受けるようにしてください。
肋骨骨折をした場合にいつから復帰ができるかを説明しましたが、軽傷であれば数週間で可能なケースもあります。
焦らず、安静を保って、きちんと治してから仕事に戻るようにしましょう。