膝 粉砕骨折 リハビリ 方法 期間

膝の粉砕骨折でのリハビリ方法とその期間

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骨折の頻度としてはけして多くはないのですが、転倒や転落およびスポーツや交通事故などで強烈な刺激を受けると、9割以上の割合で粉砕骨折もしくは横骨折になるのが膝蓋骨骨折です。
リハビリ方法と期間についてのお話です。

 

 

【膝の粉砕骨折の原因と治療期間】
膝蓋骨いわゆる膝のお皿とも言われている部位ですが、強い衝撃を受けて粉砕骨折をすると激しい痛みが上脚から腰にかけて走ります。
真上の位置に大腿四頭筋があり強力な伸縮によって、割れた片側が引っ張られて癒合しづらくなりますから、粉砕骨折した場合は手術療法と保存療法とによる治療方針がとられます。
手術による固定がされる事によりしっかり癒合した後は短期間での屈伸を含むトレーニング方法による社会復帰となります。
リハビリ方法は手術療法ならではの流れに沿ったメニューで実施されます。

 

 

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【膝蓋骨骨折の粉砕骨折を手術した時のリハビリ方法】
一般的には膝が粉砕骨折したら大腿四頭筋による強力な張力からひざを守る意味でも手術がなされます。
針金で元の位置に固定させてピンを留めるといった手術がなされた後で、ギブスが大腿骨から下脚にはめられて約1ヶ月は安静期間がとられます。
針金が外れて激しい痛みが走る事もあり、痛みを抑える事と骨の転移を予防するために再手術する事もあります。
実際には固定期間が延びてしまう事もありますが、癒合がうまくいって痛みもとれてくればリハビリ開始できます。
授賞後一ヶ月目からのリハビリ方法は屈伸45度までの運動、軽度の荷重訓練などが行われ、さらに状態を見ながら屈伸60度までの運動、大腿四頭筋の強化、6週目から8週目くらいになったら90度屈伸、最終的にはほぼ通常通りの屈曲や全可動域での筋力強化、膝関節90度までの全荷重をめざすというように段階を踏みながらのリハビリ方法で3ヶ月という期間がもたれます。

 

 

膝蓋骨の粉砕骨折は交通事故などでの強い衝撃で起きやすく、手術療法がとられた場合は約3ヶ月という期間でのリハビリ方法がなされます。

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