骨折 プレート 材質

骨折治療のプレートの材質とは!?入れた後は注意点があります!

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骨折というのは骨が折れてしまうことですので痛みがとても強いのが特徴です。
これは皮膚や筋肉とともに骨が出てしまう開放骨折と皮膚や筋肉には異常がない閉鎖骨折の2種類になります。
この状態になってしまった場合には治療にはいくつかの方法がありますが、代表的なものはギブスなどで固定することです。

 

骨折の場合には固定して安静にすることが一番の治療方法だと言えます。
この治療を保存療法と言います。
それ以外では手術によって骨の位置を戻したり、インプラントなどによって接合部分を補助する骨接合術と呼ばれる治療方法もあります。

 

インプラントというのは金属製のネジやピン、プレート、スクリュー、ボルトなどのことを指します。
これらプレートなどの材質はチタン、チタン合金、ステンレス、高強度金属、これらの材質のいづれかで出来ています。

 

昔に比べると強度も強くなっており、重量も軽くなってきています。
材質によってはMRIなどの検査を受けられないとも言われていますのでインプラントは再手術によって取り除くことがほとんどです。

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ステンレスはMRIが受けられないことが多かったのですが、最近の骨折で使われているステンレスは純度の高いものが主流になっています。
ステンレスがMRI検査を受けるときに熱をもってしまうことによって火傷をしてしまうことがあったからです。

 

ただし金属アレルギーなどを持っている場合には注意が必要です。
チタンなどはアレルギー症状が出にくいと言われていますが、過去にアクセサリーなどで肌が荒れてしまった経験のお持ちの人は注意しましょう。

 

基本的にはボルトやプレートなどは治癒後に抜くかどうかは本人の意思です。
しかし入れたままにしてしまうとさまざまな障害があるかもしれません。
特にインプラントは40年使用できると言われていますので40年後にどうなるかはわかりません。

 

飛行機に乗る場合にも金属探知機に引っかかってしまう恐れもあります。
最近ではインプラントも進化してきています。
医師に相談し使用するものを決めましょう。

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