鎖骨骨折 バンド 期間

鎖骨骨折をした際にバンドが必要な期間について

スポンサーリンク

鎖骨骨折は大掛かりな治療が必要なイメージがありますが、基本的には固定バンド等を利用した保存療法になります。
慌てず対処する為にも、どのような治療か、その期間について説明します。

 

 

【鎖骨骨折が起こる原因】
鎖骨骨折の多くの場合は、転んで手を着いた際に、鎖骨に力が伝わる為に骨折します。
スポーツで頻繁に発症しますが、ラグビーやアメフト、競輪等に多く、サッカーでも起こりうる骨折になります。
または、バイクで事故転倒した場合等にも多く発症し、治療期間には約三ヶ月かかると言われています。

 

 

【鎖骨骨折の種類】
鎖骨骨折は、骨折の場所により三つに分類されます。
「鎖骨近位端骨折」「鎖骨骨幹部骨折」「鎖骨遠位端骨折」と呼ばれ、その分類毎に治療方法が変わります。
鎖骨近位端骨折は、ほとんど見ない骨折の為、その多くが鎖骨骨幹部骨折と鎖骨遠位端骨折ということになります。

 

スポンサーリンク

【鎖骨骨折の治療】
そのほとんどが、手術をしない保存療法になります。
ただし、骨の大きなズレが発生している場合や、鎖骨は皮膚のすぐ下にある為、変形が目に見えてわかりやすいこともあり、見た目に問題が残りそうな場合等には手術が行われることもあります。
骨折をした場合、多少ずれていても成長の過程で元の形に戻ってくるのですが、子供の治癒に比べ、大人はこの力が弱く、変形が気になる場合は手術をした方がいいこともあります。

 

 

治療開始後、保存療法や手術の期間を経て、だんだん痛みもとれて楽になり、骨もくっついてきます。
その後、リハビリを併せて行うことになります。

 

 

【バンドを使った治療期間】
鎖骨骨折の治療期間には、鎖骨固定バンドが使用されます。
鎖骨固定バンドは、骨折部位を元に戻す為に、胸を張らせるバンドになりますので、両肩の上、脇の下を通してから背中で八の字型に引っ張り、留めるというバンドになります。
このバンドを使用した治療は、程度にもよりますが、一般的に4週間程度の期間が必要とされています。
バンド以外にも、三角巾のようなものを用いる場合もありますが、その場合、骨折部位は大きく動かしませんので、痛みはバンドよりも楽になります。
これらの方法は、医師の判断に任せることになります。

 

 

鎖骨骨折になった場合には、保存療法が行われたり、手術を行って治療します。
長い期間、治療が必要になりますので、すぐに医師に診てもらって正しい判断を仰いでください。

スポンサーリンク