開放骨折 後遺症 種類

開放骨折における様々な種類の後遺症

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開放骨折は治療が難しく、完治するまでに相当の期間のかかる骨折です。
それは同時に後遺障が残ってしまう可能性が高いという事でもあります。
開放骨折で引き起こされる後遺症にはいくつか種類があるので代表的なものを紹介します。

 

 

【痛みや違和感】
比較的軽い種類の後遺症から紹介します。
まずは、痛みの残留です。
骨が固定されるまでに相当の時間がかかることや、骨折部周辺の損傷も大きいので、痛みが残ってしまう可能性が大きくなります。
続いて、関節拘縮です。
関節部が固くなってしまい動かすのに違和感を感じたり、動かしにくくなるという物で、こちらも固定までの時間や周辺の損傷度合いによって引き起こされます。
どちらの種類も比較的軽度とされています。

 

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【骨の形が変形】
変形治癒という物は、骨は修復されたのですが元の状態とは違った形で修復されてしまい変形が残ってしまう、という後遺症になります。
この種類の後遺症は症状の程度によって大きく変わってきます。
例えば指の開放骨折で後遺症に変形治癒が重度の状態で残ってしまった場合、指を曲げる事が全くできなくなってしまう、と言った事が考えられます。
こうした事はリハビリなどである程度リスクを下げる事が出来るので、真面目にリハビリに励む事が大切な事になります。

 

 

【関節部以外が曲がってしまう】
開放骨折の治療において骨をくっつけるための固定手術が何らかの理由で遅れ良い位置で固定できなかった結果や、感染症によって骨髄炎が引き起こされその結果として、骨が修復されない、という事もあります。
そうした骨の修復が上手く行かずくっつかなかった状態を偽関節と言います。
これも開放骨折の後遺症の種類で、重症と言える物になります。
仮に偽関節が発症してしまった場合は、開放骨折とは別の種類の治療が新たに取られ、その治療を始める事になります。

 

 

開放骨折は治しにくい症状でもあり、こうした様々な種類の後遺症が発生する可能性のある骨折でもあります。
医師の方々はこうした後遺症が起こらないように全力を尽くしてくれますので、患者自身も後遺症になりたくないのであれば医師の指示に従うのが賢明でしょう。

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