鎖骨骨折 リハビリ 開始時期 期間

鎖骨骨折のリハビリの開始時期と期間について

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鎖骨骨折した時の治療方法は固定具を使って自然に骨が癒合するのを待つ保存療法か、手術かのいずれかの対処方法がとられます。
リハビリの開始時期はいつごろでどれくらいの期間が必要なのかをお話します。

 

 

【入院・手術が不要なケースでの鎖骨骨折治療方法】
鎖骨骨折は胸骨と肩甲骨をつないでいた骨が折れたという事ですから、鎖骨下の神経や血管を守る事と運動機能を正常に戻すためにも、できる限り元の形に戻すための処方がされます。
鎖骨は比較的癒合しやすい部位ですから急いで治さなければいけない特別な理由がない限りは固定具でずれないように固定した後に、リハビリが行われます。
リハビリの開始時期と期間は骨のくっつき具合や痛みの度合いによりますから個人差があります。
若い世代であれば受信後2ヶ月たらずでリハビリの開始時期を迎えますし、レントゲンと触診などから判断します。
レントゲンで細かく状態を把握してから鎖骨バンドや三角布、あるいはギブスなどを使ってしっかり固定し1週間様子を見ます。
2週間目くらいからようやく骨が癒合し始めますから痛みもやわらいできます。
骨の癒合具合をみながら固定具の装着方法を点検または修正をします。
1ヶ月すぎた頃に骨がしっかり癒合している事を確認してからリハビリの指示がでます。
ですからリハビリの開始時期は早くて1ヶ月と覚えておきましょう。
期間も個人差がありますがおよそ3ヶ月はみておいた方が無難です。

 

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【入院・手術が必要なケースでの鎖骨骨折治療とリハビリの開始時期】
鎖骨骨折で手術が必要なのは開放骨折か粉砕骨折のように緊急性を伴うケース、受信後最初の1週間で骨がずれてしまっているケース、患者さんからの申し出があったケースと様々です。
労働の関係上早く完治しないと生活に差し障る状況にある人やスポーツ選手などからの申し出が多くなります。
手術をするとなったら全身麻酔をかけられますから当然入院となりますが、早ければ次の日には退院となります。
やはり1週間は安静にして後レントゲンなどの診断から動かしてもだいじょうぶとなればリハビリの指示が出ます。
開始時期は同じく1ヶ月で期間も3ヶ月程度です。

 

 

【鎖骨骨折に伴うリハビリ開始時期と期間】
手術をすれば骨がよりきれいに癒合しやすくなりますし、固定期間が短縮できますから完全復帰も早くなるなどのメリットがあります。
内固定の内容によって癒合時期や復帰時期に若干の時間差がでてしまう事は念頭に入れておきましょう。
通常の生活であれば完治までの期間はやく3ヶ月ですが、スポーツ選手の場合は特に完治前の再骨折に要注意です。
最初の2〜3ヶ月は軽い運動に押さえておき徐々に筋トレのランクをあげていくような対処が妥当です。
完全復帰は約半年を目安にしてください。

 

 

鎖骨骨折は通常生活なら3ヶ月ほどで完治しますが、激しいスポーツは約半年をめどに少しずつ体をならしていくのが適切です。

 

 

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