指先の粉砕骨折の治療期間とその方法
指先の粉砕骨折は長期間の整復治療方法を丁寧に行っても完治しにくい重度の骨折です。
適切な方法でのリハビリがとても重要になってきます。
【指先の粉砕骨折に伴う症状および治療方法と期間】
指先は末端神経が集まっている部位であり最も痛みを感じやすい部位でもあります。
骨折の治療目的は指が元どおりまっすぐに伸びた状態で完治する事ですから、一般的には指を曲げた状態で固定して約4ヶ月もの 長期間自然治癒を待つ事になるのですが、粉砕骨折したとなればまず画像診察で正確な状況把握した後、針金やプレートなど内固定具による整復手術を行い、さらにギブスなどで固定して癒合を待つというのが一般的な方法です。
指先の粉砕骨折は通常の治療期間よりも完治が長引く事が多く、後遺症も残りやすいのが特徴です。
【指先の粉砕骨折は複数回の手術を要する】
指先に限らず粉砕骨折はどこの部位であっても1回の手術では癒合できませんから、複数回の手術を重ねて整復手術を行う事になります。
手術を行った後は当然ながら絶対安静の状態で癒合をまたなければなりませんが、粉砕骨折のレベルによっては癒合しにくく治療期間も半年以上延びてしまう事もありますし、完治不能となるケースもあります。
一番の治療効果を上げる方法はリハビリなのですが癒合しづらいためにリハビリもままならず、そのまましびれや腫れなどの後遺症が残ってしまう事もあります。
スポンサーリンク
【指先が粉砕骨折した場合の固定の方法】
通常は整復治療を行ってからギブスを装着して絶対安静をするという方法がとられます。
通常長くて1ヶ月程度で骨が癒合すれば、添え木やテーピングなどの若干ゆるめの固定に切り替えるのですが、重傷度が大きく癒合がうまくいかない場合は長期間の固定を強いられる事になります。
【基本的なリハビリ方法】
指の骨折はリハビリが重要となってくるのですが、癒合がうまくいかず何度も手術をする事になりますから、結果的に完治しない事もありえます。
ものをつかむなどの基本的な動きを訓練します。
指先の粉砕骨折は長期間の整復治療方法を丁寧に行っても完治しにくい重度の骨折です。
リハビリがとても重要になってきます。
スポンサーリンク