骨折でギブスしない治療方法がある!?
骨折した場合に治療方法は場所や重症度によっても異なりますが、第一にギブスなどの固定具で固定することが挙げられます。
その治療方法にギブスしないということが考えられるのでしょうか??
ギブスが出来ない場所というのがあります。
「肋骨」です。
肋骨というのは上半身にある臓器を守る骨のことを指します。
全部で24本あり、非常に折れやすい骨であるとも言えます。
しかし治りやすい箇所でもあります。
その治療方法は骨がずれないようにサポーターなどによって固定するだけです。
痛みがひどい場合にも痛み止めや炎症が起こっている場合には湿布などによって症状を緩和させる治療は行われますが、骨が綺麗にくっつくことが予想される場合には固定し安静にすることによって治療を行います。
ギブスが出来る部位の場合にはギブスをするのが基本的な治療になります。
しかしギブスやシーネなどの装具によって骨がきちんとくっつくまで補助することは大切ですがギブスしないで治療を行えるならばしない方が良いと言われています。
固定してしまうと皮膚に異常が起こってしまったり、入浴なども不自由な場合があります。
また関節付近の場合には関節が動かせなくなってしまいますので固くなってしまうことになります。
必要がなければしないのが一番です。
ただし治療をする過程で必要なことだと考えられます。
骨がくっつくのを促し、ずれないようにすることが第一の目的です。
骨が折れている状態で動かすと非常に強い痛みが出ますので、固定することによって痛みを緩和させることにもつながります。
また何らかしらの外的な衝撃を緩和させることにもなりますのでギブスをすることは大切です。
基本的にはギブスなしということは少ないと考えておきましょう。
ちなみにギブスというのはグラスファイバー、もしくは石膏で出来ています。
中には綿が入っておりクッションの役割を果たしています。
基本的に肋骨以外はギブスしないの場合はほとんどないと考えらますので、どうしてもギブスをしたくない場合には医師へ相談してみましょう。