打ち身の腫れが引かないときの原因と対処
打ち身は、いつでもすぐに対処できるわけではないでしょう。
そうなると、腫れが引かないといったことも考えられます。
正しい対処をしていても、こうした事態になってしまうことがあるため、十分に注意も必要です。
【1週間ほどで落ち着く打ち身】
打ち身は、体に強い衝撃が加わった状態です。
この状態では、内出血などによって腫れが出てくることがありますが、時間とともに引いてくるのが基本です。
場所にもよりますし、その強さにもよりますが、多くは1週間程度といったところになるでしょう。
安静にすることによって、自分の持っている自然治癒力で回復することができるものです。
【初期対応の重要性】
打ち身の腫れが引かないということには、何か問題があると考えるべきでしょう。
そのひとつが、初期対応のまずさということがあります。
打ち身を受傷した場合には、できるだけ早く安静にして冷やし、圧迫して心臓より高い位置にするということが重要です。
RICE処置と呼ばれますが、これによって腫れを抑えることができる対処方法といえます。
冷やした後に湿布を貼るのも対処として有効です。
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【引かないときは骨折の可能性】
一般的な打撲であれば、消炎効果のある湿布などでおさまるものです。
この腫れが引かない原因として、打ち身だけではなく、骨折しているということも考えられます。
完全に折れているということだけではなく、ひびが入っているという可能性もあるでしょう。
こうした状態の時には、腫れはなかなか引きません。
腫れが引かないと同時に、強い痛みも残っているはずです。
【素人判断の対処は危険】
打ち身の炎症が激しい場合、なかなか腫れが引かないということもあります。
こうした状態で圧迫したりする対処は逆効果です。
できるだけ早めに病院で医師の診断を仰ぐのが一番の対処でしょう。
ウイルス性の原因がある場合もありますので、素人判断で対処してしまうのが一番危険です。
打ち身といっても、さまざまな状態があります。
その状態によって対処も考えていかなければいけません。
特に腫れが引かないというときには、、もっと重大な原因が隠れていることがありますので注意が必要です。
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