打ち身で内出血をしているときに湿布は効果を発揮するか
湿布はどの家庭でも置くことができる便利なものです。
さまざまな効果がかかれていることもありますが、打ち身で内出血を起こしているときにも張るべきかどうかを考えていかなければいけないでしょう。
【湿布とは】
湿布とは何かといえば、消炎鎮痛効果を持っているものと考えるといいでしょう。
温湿布もありますが、基本的には同じです。
違いは温度の感じ方で、温める成分が入っているということぐらいしかありません。
【冷やすということから】
打ち身の場合、受傷してすぐの急性期では、内出血をしているときも冷やすことが重要です。
打ち身をした部分に湿布を張るということにも考えるはずですが、冷たく感じても冷やす効果はほとんどありません。
メンソール成分がそう感じさせるだけであり、冷やすことができない以上、血管を収縮はさせないため、内出血している状況を緩和できるものではないということになるでしょう。
内出血しているときには、まずはアイシングをして血管を収縮させるために患部を冷やし、そのあとに張ると効果を上げることができます。
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【順番が重要ポイント】
内出血しているということでは、打ち身の患部は炎症を起こしていることに違いはありません。
アイシング後に湿布を張るということは、消炎ということでも十分に効果を得られるといえるでしょう。
問題は順番であり、凍傷になったりしない程度まで冷やしてから張るということを守ることが重要です。
【温湿布とブラスター剤】
痛みが治まった後は、温湿布が良いでしょう。
温めることができるため、治癒力も高めることができるからです。
ですが、痛みがある場合には、温めてしまうことで痛みが強くなってしまうため、打ち身の状態を考えて使うことが重要です。
打ち身の痛みが強い場合には、経皮消炎鎮痛剤である、ブラスター剤が良いでしょう。
伸縮性に優れていることから貼りやすいため、ひじなどの打ち身や内出血にも有効です。
湿布を使えば消炎鎮痛効果ということで、十分に効果を上げることができます。
内出血しているときでも、状態に合わせて順番を考えることによって効果を上げることができますので、種類も間違えないように使っていくといいでしょう。
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