骨折した場合のギブスの種類/大きく分けて3種類
骨折した場合の治療方法は固定することによって行っていきます。
基本的な治療は固定して安静にして行っていきます。
痛みが強い場合には痛み止めを使用することもあります。
動かさなければほとんど痛みが出ないことも多いです。
ギブスの種類についてお話していきましょう。
まず治療方法ですが上述したように固定して安静にすることによって行います。
また骨の変形やズレがある場合には手術をする場合もあります。
切開手術だけでなく、医師の手によって骨のズレを修正する徒手整復を行うこともあります。
基本的にはズレなどがなければ真っすぐにくっつきます。
その際に固定する方法としてギブスなどを使用して行っていきます。
ギブスというのは正式にはギプスと言います。
最近ではグラスファイバーで出来ており、強く軽い濡れても壊れないということでグラスファイバーが使用されています。
昔は石膏を使用していましたが、現在では細かい部分にのみ使用することがほとんどです。
ギブスの種類にはグラスファイバーで完全に覆ってしまうギプス、他にはシーネとシャーレがあります。
シーネというのは添え木のようなものでギブスを半分に切った形をしています。
これは骨折だけに使用するものではなく捻挫などの治療にも使用することがあります。
シーネと言ったら添え木と覚えておけばよいでしょう。
シャーレというのはギブスを半分に切ったものです。
半分に切断して患部を挟み込むように固定します。
治療の過程でがっちりと覆う必要がなくなった場合に使用されます。
これらのギプスを作るために使用されるのがギプス包帯です。
これは塗る湯につけることによって患部に巻き付けて固めていきます。
このように種類というのはいくつかありますが基本的に治療で使用するのは完全に覆うギブスです。
ギブス…完全に覆うタイプ
シャーレ…ギブスをカットして挟み込むタイプ
シーネ…添え木タイプ
このような種類がありますので覚えておきましょう。
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