打ち身でできた内出血や腫れは早期の処置で
打ち身にもいろいろとありますが、内出血を伴うだけではなく、痛みとともに腫れてしまうことが考えられます。
かなり強い痛みも伴うことも出てくるでしょう。
受傷した段階から、しっかりとした処置をしていくことが重要になってきます。
【初期段階ではRICE処置】
日常生活だけではなく、スポーツをしているときにも打ち身をすることはあるでしょう。
内出血を伴うことも珍しいことではありませんが、応急処置をすることが重要です。
RICE処置と呼ばれますが、これを初期段階におこなうことによって、あとあとの内出血や腫れも抑えることができます。
【安静にして冷やすところから】
RICE処置とは、受傷したら速やかに休息をとり、患部を冷やし、内出血や腫れを抑えるためにも圧迫します。
患部は出血を伴うこともあるため、心臓より高い位置にするという考え方です。
痛みも緩和させることができる方法で、初期段階で行うことができれば、内出血も腫れも少なくすることができます。
スポンサーリンク
【患部を冷やす理由】
打ち身の時には、初期段階で冷やすことにより、血管を収縮させます。
血流を下げることで、内出血や腫れるのを抑えることができるようになるため有効な手段です。
痛みだけではなく、内出血や腫れが治まるまでは、打ち身の患部を冷やすようにしていくといいでしょう。
【痛みが引いてから温める】
打ち身の痛みがなくなったら、今度は冷やすのとは逆に温める必要があります。
腫れも引いているはずですが、内出血であざになっているときにも有効です。
温めて血管を拡張させ血行を改善させることによって、打ち身で痛めた部分の回復を早めることができるようになります。
早い段階で処置をするということは、打ち身ではとても重要です。
そのままにしておいても回復しないこともありますし、間違った処置をしてしまうこともあるでしょう。
痛みや内出血、腫れが引かないような場合には、骨などに異常があることも考えられますので、医師の診断を受けるべきです。
関連ページ
- 胸部を打撲した時の危険な症状/素早い対処が重要です
- 打撲で内出血を早く治すには冷えピタ!?/補助的に使用しましょう
- 皮下血腫でしこりができた場合の治療方法/内出血とは違います
- 肋骨辺りをぶつけた!胸部打撲は全治までかかる期間はどれくらい?
- 顔を強打して打撲をした場合には病院は何科へ行けばいい?危険な症状は?
- 打撲と「ひび」の違いとは?初期では気付きにくい!注意すべき症状
- 打撲で触ると痛い場合の対処法/重要なのはRICE処置!
- 打撲で力が入らない症状と対処方法/骨折と間違えないようにするために
- 打撲の腫れがぶよぶよしている原因と対処法
- 打撲であざが出来た!色が変化する原因と対処方法
- かかとの打撲は治らない!?注意すべきは骨折!
- 膝の打撲でしびれが起こる原因/運動麻痺などが起こる可能性がある?
- 打ち身でできたあざが消えないときの対処方法は
- 打ち身を早く治すための方法と初期対応
- 打ち身で内出血をしているときに湿布は効果を発揮するか
- 打ち身の腫れが引かないときの原因と対処
- しびれは打ち身の症状でも怖いサイン
- 危険性の高い腰の打ち身の対処
- 腫れやすいすねの打ち身の対処
- 打ち身による内出血は塗り薬で
- 効果的な膝の打ち身のテーピング
- 打ち身のあざは黄疸とは違い危険な状況
- 間違うと怖い打ち身と骨折の見分け方
- 以前とは違います、擦り傷と打ち身の治療方
- 腫れた打ち身のかゆみの対処方
- 打ち身、打撲に効果的な温泉とお風呂の入り方
- 打ち身、打撲の応急処置にはお米?
- 打ち身や捻挫(ねんざ)は何科の病院へ?
- 打ち身で腫れる期間を長引かせない
- 打ち身で腫れたこぶの対処
- あざなし打ち身なのに痛い場合の対処