骨折で骨がくっつく期間はどのくらい?部位別【まとめ】
骨折というのはさまざまな場面で起こる可能性があります。
スポーツ中から日常生活などで転倒や強打した場合などに起こる怪我のひとつです。
症状が軽いものを捻挫や打撲などと言われています。
打撲の重症化したものが骨折です。
骨がくっつく期間はどのくらいなのでしょうか??
骨が折れた場合には骨には自然治癒力があり、自然に骨を形成してくっつきます。
このメカニズムは骨と骨の間に出血が起こります。
その際に血腫ができ、炎症することによってさまざまな細胞や治そうとする物質が血管に入っていきます。
肉芽組織がやがて線維性仮骨が出来上がり、仮の骨が出来上がります。
その骨性仮骨となり、徐々に新しい骨に変わっていきます。
もちろんすぐに再生されることはなく長期間かかります。
治癒スピードは個人差があり、また患部によっても異なります。
およそ6週間〜3か月ほどだと言われています。
また完全に修復が終わるまでは数か月〜1年ほどの期間かかります。
では患部別にみていきましょう。
指の骨…約2週間
肋骨…約3週間
鎖骨…約4週間
腕の骨…約5週間
腓骨…約5週間
上腕…約6週間
脛骨(足のすね辺り)…約7週間
大腿骨(ふともも)…約12週間
およそこのような期間となります。
これを見ると細い骨がくっつくスピードは速いですが太い骨になればなるほど長くなります。
ただし人によって個人差はあります。
あくまでも目安に考えていきましょう。
また大人と子供でも大人ります。
子どものほうが大人に比べると20%〜30%ほど早くくっつくと言われています。
逆に高齢者は治りが遅いため長くなるとも言われています。
骨折した場合にはギブスなどによって固定するため、いつまで固定しなければいけないかとストレスになるかもしれません。
しかししっかりと安静にしていることが重要です。
どうしても確認したい場合には定期検査で病院を訪れた際に医師に確認を取りましょう。
レントゲンやMRIなどで詳しい骨の状況がわかっているはずです。
個人差はありますので上記の期間を参考にしてください。