シンスプリントと疲労骨折の違いと見分け方
スポーツ選手やアスリートは、毎日のように激しい運動をするので、疲労骨折やシンスプリントになりやすい傾向があります。
どちらも似ているので、間違えられることがあります。
疲労骨折をシンスプリントの違いと、見分け方を紹介します。
【シンスプリントとは?】
シンスプリントは、長距離選手に多く見られます。
脛骨過労性骨膜炎のことで、骨折ではなく炎症です。
1回あたりの負荷はそれほど大きくなくても、毎日のようにトレーニングをしていると、なる可能性は高くなります。
性別による違いもありますが、最も多いのが長距離を走る陸上選手、サッカー選手、野球選手、バスケットボール選手、バレーボール選手などです。
原因は運動のしすぎです。
つま先に負荷がかかると脛骨を痛めやすいので、走ったりジャンプしたりする動作はシンスプリントのリスクを高めてしまいます。
【疲労骨折とは?】
疲労骨折というのは、一度の負荷は小さいもののそれが繰り返されることにより、起こる骨折のことです。
すぐには折れないので、腫れていても痛みがなかったり、運動をするときだけ痛いので普通に歩けたりします。
スポーツをしている人がなりやすく、足の甲やすねに多く見られます。
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【両者の違いと見分け方】
シンスプリントと疲労骨折の違いと見分け方を紹介します。
シンスプリントは炎症で、疲労骨折は骨折です。
これを見ると全く違うので、直ぐに違いが分かりそうに思えますが、実際には見分け方が難しいのです。
目安となるのは、痛む位置です。
シンスプリントは骨の少し後ろあたりが痛みますが広範囲に渡って痛みを感じます。
疲労骨折は骨が痛みますので、それほど広範囲に痛みは出ません。
腫れも見分け方の一つですが、腫れないこともあるので腫れだけでは判断が難しくなります。
シンスプリントと疲労骨折は似ているようで違います。
違いや見分け方を知っておけば、いざという時、早い段階で適切な処置ができます。
スポーツをしている人は、違いと見分け方を覚えておきましょう。
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