骨折でギブスを着用してシャワーを浴びる注意点/いつからOK?
骨折した場合にはギブスによって固定していきます。
患部を保護する目的と固定する目的で使用します。
骨折の治療方法は基本的に保存療法がとられます。
ギブスをしているとお風呂に入ることに困ってしまうと思います。
シャワーの方法や入り方についてお話していきましょう。
まずお風呂に入る場合には患部を覆えるものを用意しましょう。
市販で専用のグッズも販売されていますがビニール袋などでも大丈夫です。
要するに水に濡れないようにすれば良いだけです。
ビニール袋などで包んでテープで保護し水が入らないようにして下さい。
万が一入ってしまっても大丈夫なようにビニールの下にタオルなどを巻いてもいいかもしれません。
市販されて専用の防水カバーがありますので作成するのが面倒な方にはお勧めです。
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水に濡れてしまう以外にも注意点があります。
それは負傷した直後の急性期にシャワーだけでなく、湯船に入るのは注意が必要です。
痛みが腫れが強い時期に血行を良くしてしまうと痛みが強くなってしまうことがあり、腫れも悪化してしまうことがあります。
これは医師に確認を取りましょう。
これは痛みや腫れ、内出血がある急性期に限ります。
それを過ぎて回復期に入っている場合にはお風呂は有効です。
血行を良くすることによって傷の修復が促進されます。
なぜなら血行を良くして血液を多く運ぶことによって血液が集まるようにします。
血液が修復に必要な酸素なそを運ぶ役割もありますのでお風呂は有効です。
いつからと迷うかもしれませんが医師に確認を取ることが大切です。
シャワーを止められることはほとんどないと考えられます。
外傷などがある場合には止められることもあるかもしれません。
湯船に入るのがいつからかは判断に迷うところだと思います。
・痛みや腫れの強い急性期は湯船は避け、シャワーだけにする
・回復期には血行を良くすることも必要
これを覚えておきましょう。
骨折の治療でギブスをしている期間はとても長いです。
人により期間は異なりますがおよそ3週間〜3か月ほど着用していることになります。
その後はリハビリを行うことになりますのでしっかりと行いましょう。