骨折 リハビリ むくみ 改善

骨折治療中に「むくみ」が…リハビリで改善しましょう!

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骨折をした際にはギブスなどによって固定し治療を行っていきます。
重症度によっても異なりますが、多くの場合はおよそ1ヵ月前後の期間固定していることになります。
粉砕、複雑骨折などの場合にはギブスを半年ほどの期間つけていることになります。

 

ギブスを外した後にむくみ(浮腫)があると感じることが多いです。
特に足首や手首などの場合には多く見られる症状です。
私自身も手の甲を骨折したときにはギブスを外した後にむくみが見られました。

 

これは末梢部分の血液の循環が悪くなることによって起こります。
特に足は心臓からも遠いですので最も出やすいと考えられます。
また炎症が残っている場合もありますので血液循環不良とともに炎症が重なり、ひどくむくんでいるように見えることもあります。

 

ここで一番大切なことはむくみを放置しないということです。
この状態が続いてしまうと骨折の治りが遅くなるだけなく、痛みが半年ほど余計に残ってしまうこともあります。

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対処方法についてもお話していきましょう。

 

まず第一に患部を挙上させることが大切です。
挙上というのは患部を心臓より高く上げることです。

 

足首などの場合にはクッションや枕を足の下に入れ、足を高く上げましょう。
手の場合にも手の下にクッションなどを入れて高くしましょう。
これを行うことによって血流が良くなりますので改善することを促すことにつながります。

 

これはリハビリを行っていることが大前提となります。
炎症を起こし痛みが出ている場合には医師から動かさないようにと言われることもあるかと思いますので、その場合には動かすことは禁物です。
しかしリハビリを行っている場合にはしっかりと行うようにしましょう。

 

骨折によるむくみも適度に動かすことによって血流がよくなりますので緩和する期待が出来ます。
リハビリをやめてしまうと筋肉が萎縮したままになり動かすことも難しい状態になってしまうことがあります。
筋肉の萎縮を防ぐにはギブスで固定中もリハビリを行う場合もあります。

 

むくみをとることは積極的に医師の元でリハビリを行うというのが一番の改善方法です。

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