打ち身で腫れる期間を長引かせない
スポーツや事故、転倒した等で打ち身が出来るというのは誰にでも起こりえます。
思った以上に長い期間、腫れや痛みが続いてしまうことも。
打ち身の治るまでの期間はどれぐらいなのでしょうか?
【腫れて痛い打ち身】
打撲とも呼ぶ打ち身は外部から身体に衝撃が加わることでできる症状です。
内出血、腫れや炎症が発生してしまい、激しく痛みます。
発熱がおこる場合も。
【完治までの期間】
打ち身は軽傷のものならば、病院へ行かなくとも適切な処置をすることで、1〜2週間程度の期間で完治するはずです。
重度の場合は2〜3ヶ月かかります。
これ以上症状が改善されない場合は別の原因が考えられるので医師に相談しましょう。
スポンサーリンク
【腫れる期間を短くするために】
打ち身をしたら迅速に適切な応急処置を行うことで、腫れや痛みの期間を長引かせないことができます。
『RICE(ライス)』と呼ばれる治療法を行いましょう。
Rは安静のRestです。
患部を安静にしましょう。
できるだけ動かしてはいけません。
患部にもあまり触れない方がいいです。
Iは冷却のIceです。
重要な治療で効果的とされています。
内出血、炎症が拡がらないように患部を冷却してください。
20分程度氷等で冷却し、患部の感覚がなくなったら中止し、少し間を置いてから再び冷却します。
24時間〜72時間けます。
睡眠時は冷やしすぎる可能性があるので行いません。
入浴、湿布は冷却中には効果を妨げますので控えてください。
Cは圧迫のCompressionです。
圧迫します。
行うことによって内出血や腫れを防ぎましょう。
圧迫するために患部に伸縮包帯(弾力包帯)を使ってテーピング等をしてください。
血液の流れが止まるほど強く圧迫しないように注意して行います。
Eは高上のElevation。
患部に血液が流れて内出血や炎症が悪化して腫れが続かないように、心臓よりもできるだけ高く打ち身をした部位を上げます。
無理がないように布団や台をうまく使ってください。
RICEを適切に行うと軽傷のものならば2〜3日で腫れがひきます。
その後は冷やすのを止め、湿布等を使いましょう。
打ち身を作ってしまった場合、長い期間腫れと痛みがおこります。
しかし迅速に応急処置を行えばその期間を長引かせずにすませることができます。
RICE治療を正しく使って早く打ち身とさよならしましょう。
関連ページ
- 胸部を打撲した時の危険な症状/素早い対処が重要です
- 打撲で内出血を早く治すには冷えピタ!?/補助的に使用しましょう
- 皮下血腫でしこりができた場合の治療方法/内出血とは違います
- 肋骨辺りをぶつけた!胸部打撲は全治までかかる期間はどれくらい?
- 顔を強打して打撲をした場合には病院は何科へ行けばいい?危険な症状は?
- 打撲と「ひび」の違いとは?初期では気付きにくい!注意すべき症状
- 打撲で触ると痛い場合の対処法/重要なのはRICE処置!
- 打撲で力が入らない症状と対処方法/骨折と間違えないようにするために
- 打撲の腫れがぶよぶよしている原因と対処法
- 打撲であざが出来た!色が変化する原因と対処方法
- かかとの打撲は治らない!?注意すべきは骨折!
- 膝の打撲でしびれが起こる原因/運動麻痺などが起こる可能性がある?
- 打ち身でできたあざが消えないときの対処方法は
- 打ち身を早く治すための方法と初期対応
- 打ち身でできた内出血や腫れは早期の処置で
- 打ち身で内出血をしているときに湿布は効果を発揮するか
- 打ち身の腫れが引かないときの原因と対処
- しびれは打ち身の症状でも怖いサイン
- 危険性の高い腰の打ち身の対処
- 腫れやすいすねの打ち身の対処
- 打ち身による内出血は塗り薬で
- 効果的な膝の打ち身のテーピング
- 打ち身のあざは黄疸とは違い危険な状況
- 間違うと怖い打ち身と骨折の見分け方
- 以前とは違います、擦り傷と打ち身の治療方
- 腫れた打ち身のかゆみの対処方
- 打ち身、打撲に効果的な温泉とお風呂の入り方
- 打ち身、打撲の応急処置にはお米?
- 打ち身や捻挫(ねんざ)は何科の病院へ?
- 打ち身で腫れたこぶの対処
- あざなし打ち身なのに痛い場合の対処