肋骨辺りをぶつけた!胸部打撲は全治までかかる期間はどれくらい?
打撲というのはいつでも起こる可能性があります。
足や腕などを受傷することが多いですが胸を強打した場合には胸部打撲となることもあります。
さらに症状が重い場合には肋骨にダメージを受けているかもしれません。
その場合には骨折の疑いもあります。
胸部打撲の全治期間と症状についてお話していきましょう。
【肋骨とは…】
通称「あばら骨」と呼ばれる部分で、内臓を守るために胸の辺りを囲んでいます。
合計12本の骨から形成されており、内側(真ん中辺り)は呼吸をする際に広がったりしますので柔軟性を持っています。
【打撲とは…】
外的な強い衝撃によって筋肉や腱などが損傷する怪我のことを指します。
損傷が起こった患部は炎症、腫れ、痛みなどの症状を伴います。
多くの場合にはスポーツの際に起こることが多いですが、家の中の転倒などでも発症する恐れがありますので注意が必要です。
【胸部打撲の全治期間】
これは肋骨付近の場合だけでなく、どの部位を受傷したとしてもほとんど変わりません。
完治までの期間はこちらになります。
軽度な場合…1週間〜2週間ほど
中程度の場合…2週間〜1ヵ月程度
重症の場合…1ヵ月〜数か月
このように患部の損傷の程度によって期間は異なります。
ただし肋骨にまでダメージが及んでいる場合には治るまでの期間は長くなります。
【肋骨骨折の治療と期間】
肋骨の場合にはギブスなどを付けることが出来ません。
そのため、包帯などによって圧迫固定が主となります。
湿布や消炎鎮痛剤などを使用して治療を行っていくこともあります。
打撲との大きな違いというのはありません。
また、肋骨骨折の場合にはレントゲンにもうつりにくいです。
そのため、軽度だと考えて放置してしまうと1週間、2週間経っても治らないことがあります。
その場合には骨折の可能性もありますので、再度病院を受診しましょう。
【まとめ】
胸部打撲の全治はおよそ1週間〜2週間であることが多いです。
しかし、いつまでも治らないと感じる場合には病院で検査を受けましょう。
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