肋骨骨折の痛みが続く期間はいつまでか
肋骨骨折の痛みは経験してみないと理解できないとても辛い症状ですが、安定するのはいつまでの期間が必要なのかをお話します。
【肋骨骨折の痛みはいつまで】
肋骨骨折は息をするだけでもかなり痛いですし、くしゃみや咳をするのも一苦労というほどの痛みに数週間は耐えなければなりません。
まさにいつまで続くのかと言いたくなってしまうほどですが、痛くない骨折がまれですからしかたないとかんねんするしかありません。
肋骨につつまれている内臓の1つに肺や心臓があり、肋骨によって構成されている胸郭は呼吸に応じて膨らんだり縮んだりしていますから、肋骨骨折で折れた骨が動き神経や血管を刺激します。
肺に突き刺さっていたり圧迫したりしていればそちらの刺激も増し加わりますから、なおの事痛むのです。
この痛みを緩和させるためにはコルセットを強く締めて肋骨の動きを極力抑えなければなりませんが、さらに胸郭が圧迫されて呼吸が薄くなります。
最低2週間は炎症期間が続きます。
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【肋骨骨折の炎症期間はいつまで】
肋骨骨折は他の骨折と比較しても癒合しやすい箇所ですが、それでも癒合が進んで痛みが和らぐのに2週間〜4週間はかかります。
その間は寝ている間もどの格好をしても呼吸困難や背中から腰にかけての痛みが続きますし、コルセットを着けている分なおさら呼吸は薄くなりますから苦しい期間が続きます。
いつまで耐えなければならないかと言いますと、従いまして2週間から4週間という期間を耐える事になります。
あまりに辛いようであれば鎮痛剤をもらうか、若干コルセットを揺るめるかしてしのぎましょう。
痛みが薄らいできたらコルセットは外してもかまいませんが、それでも完全に癒合したわけではなく油断すると再骨折しやすいのが4週間〜6週間の安定期です。
はずしてみたけどやはり痛いと感じたらコルセットを適度にはめてしっかり安定させます。
完全にコルセットがとれるのは受傷後2ヶ月たった頃です。
いつまで続くのかと思っていた苦痛は比較的短期間で収まるのが肋骨骨折の特徴です。
肋骨骨折はいつまでこの苦痛が続くのかと悲鳴をあげたくなるような苦しみも、2ヶ月という比較的短い期間でおさまるのが特徴です。
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