打撲と「ひび」の違いとは?初期では気付きにくい!注意すべき症状
身体のどこかを強打した場合には痛みとともに腫れの症状が起こります。
これは筋肉や腱などに損傷が起こっているため起こります。
これを「打撲」と言います。
しかし、ただの打撲と思っていても骨折だったということがあります。
管理人の経験談も踏まえて打撲と「ひび」の違いについてお話していきましょう。
【打撲と骨折の違いとは…】
これは説明しなくてもわかるかもしれませんが、骨が折れている(ひびが入っている)か骨に異常がないかの違いになります。
打撲とは…外的な強い力によって筋肉や腱などの軟部組織の損傷
骨折とは…外的な強い力によって骨に損傷を受けること
このような違いがあります。
ただし、骨折の場合には数種類あり、完全に折れている場合には完全骨折、ひびが入っているような状態を不全骨折といいます。
【打撲の症状】
ひびと打撲の初期症状はとても似ていますので、しっかりと見極めることが大切です。
打撲の症状はこちらになります。
・痛み
・腫れ
・内出血
・関節の部分は動かしにくい
このような症状となります。
スポンサーリンク【ひびの症状】
ひびの場合には程度にもよりますが初期症状はほとんど同じです。
・痛み、腫れ、内出血
・関節などの可動域の制限
・痛みが増していく
・患部を動かすと激痛が走る
・なかなか治らない
基本的な症状は同じですが、骨折している場合は痛みが強い傾向があります。
「管理人体験談」
私の場合には手を強打しました。
当日の痛みは大したことなかったため病院は行きませんでした。
しかし、次の日激痛に襲われ、ペンを持つことすらも出来なくなりました。
ここで初めて病院へいき、骨折(完全骨折)だと気づきました。
このように打撲や捻挫だと思っていても痛みが増して激痛に変わっていきます。
さらに腫れ方は異常なほど腫れます。
【まとめ】
私の経験談から見てわかるように初期段階で違いに気付くことが難しいこともあります。
痛みがひどい、いつまでも治らないと感じる場合には病院へ行きましょう。
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