皮下血腫 しこり 治療

皮下血腫でしこりができた場合の治療方法/内出血とは違います

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打撲や打ち身などによって身体に損傷が起きた場合には内出血などによってアザができることがあります。
基本的には自然に治っていくことが多いですがコブのようになっていることがあります。
このようなコブを皮下血腫と言います。
頭に出来るものを通称「たんこぶ」と言っています。
今回は症状や治療方法についてお話していきましょう。

 

「内出血との違い」
基本的には皮膚の下で出血しているものを内出血と言います。
身体の外に血液が流れ出している場合には外出血と言われます。
内出血が皮下組織内で固まってしこりのようになったものが皮下血腫です。

 

「原因」
打撲などの怪我の他にも病気で起こる可能性もあります。
基本的には血液の病気によって起こることがほとんどです。
再生不良性貧血、白血球、クッシング症候群などの病気の場合にも血腫が起こりやすくなります。

 

「主な症状」
転倒や事故などによって外的な負荷がかかることによって怪我をした場合には腫れや内出血が起こります。
それが固まってしまうことによって皮下血腫となってしまいます。
しこりのようにコブ状になり、発熱を伴う場合もあります。

 

また大きくなってしまうと痛みが出る場合もあります。
皮膚の固い部分では広がりにくいですが皮膚が柔らかい部分だと広がってしまうことがあります。
例えば上腕に出来たものが徐々に手首のほうに広がるなどのケースもあります。

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「治療方法」
基本的には自然に治癒することが多いです。
しかししっかりと処置しなければ悪化する可能性もあります。
応急処置方法はまずは冷やすことが重要です。
冷やすことによって血管を収縮させ内出血の悪化を防ぎます。
その後は安静を心がけましょう。

 

痛みや腫れなどがおさまったら冷やすことから温める方法に切り替えます。
温めることによって血行を促進させ、血液に修復な酸素や栄養素を運ばせます。
皮下血腫が出来ている場合にも同様で、身体に吸収させることを促進させます。

 

「しこりになってしまうことがある」
基本的には身体に自然に吸収されますが吸収しきれなかった場合にはしこりとして残ってしまうことがあります。
その場合には手術によって切除することもあります。

 

「まとめ」
しこりになってしまった場合の治療方法は整形外科を受診して医師に相談しましょう。
まずは専門家に相談することが大切です。
ただし頭に皮下血腫、たんこぶ、内出血などがみられる場合にはすぐに病院へ行きましょう。

 

たんこぶは多くの場合は心配ありません。
しかし頭をぶつけた場合には脳がありますので注意が必要です。
その場合にも病院で検査を受けましょう。

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