骨折　痛み　どのくらい　続く　期間

骨折の痛みがどのくらい続くかは、骨折した部位や症状の程度によります。
仮に手首を骨折したとします。
怪我の状態は、骨が砕け散っているわけでは有りませんがヒビがしっかり入ってしまっている物と考えて下さい。

このパターンだと骨折した当日や次の日は、少し動かしただけでもズキンとした痛みが走ります。
場合によっては、動かさなくても常に痛みが続いているかもしれません。
当然物を持つことは、ほとんど出来ないでしょう。

しかし骨が折れてから3〜4日経過すると、日常生活に必要な軽い物くらいは持てるようになります。
そして痛みも治まって来るのですが、それ以降は痛みが増すことも引くことも無いという状態が続くケースが多々有ります。
また重いものを持ったり手を自由に動かす事が出来るようになるのは、まだまだ遠いです。

どのくらい症状が続くのかというと、約3〜5ヵ月程は症状が変わらない状態が続きます。
だいたい1ヵ月と少しの間は、痛いという事になります。
骨折の度合いが重ければ、もっと症状が長引く事も有ります。

また骨折が治ったとしても、しばらくの間痛みが続くかもしれません。
それは治ったと言っても折れた骨がくっ付いただけに過ぎず、骨の周りに有る筋肉までもが完全にくっ付いていない可能性が有るからなんです。
折れた枝をボンドで固定した直後と似たような状態です。

そのため骨がくっ付いても、しばらくは痛みが続くのです。
どのくらい続くかは人によりますが、そこまで長引かない人なら1ヵ月以内に治まります。

しかし長期的に痛む人は、何ヶ月も痛んでしまいます。
しかしどれだけ長く続いたとしても、大抵半年以内には良くなります。
なので治ったと病院で診断を受けてから半年以上症状が治まらない時は、炎症を起こしているとか骨折以外の原因も考えられます。

あまりにもずっと、患部が痛むのならもう1度病院で検査を受けましょう。
病院に行く事で、正確な原因が判明します。
それに実はくっ付いていなかったなんてパターンが無いとは限りませんから、様子を見ておかしかったらすぐに受診して下さい。