打ち身のあざは黄疸とは違い危険な状況
打ち身の時にあざができることがあります。
このあざは、いろいろな色に変化していくことがあるでしょう。
その中で、黄色い状態になっていくことがありますが、これは黄疸とは違います。
原因も全く違い別物と考えなければいけません。
【打ち身のあざは衝撃でできる】
打ち身の時には、衝撃により細胞にダメージが出てしまいます。
毛細血管も傷がつくことになるため、内出血を起こすことにもなるでしょう。
この時の血の色があざとなるということが重要で違いとしても重要です。
【時間ともに黄色くなる】
打ち身のあざは、時間とともに色が変化していきます。
受傷してすぐは赤くなりますが、だんだんと青く変わっていくでしょう。
その次は、黄緑色となり黄色っぽくなっていきます。
ですが、これは黄疸と違い、だんだんと内出血が改善していく過程です。
黄色くなった後は、打ち身でついたあざは消えていくといえるでしょう。
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【肝機能の異常で現れる黄疸】
黄疸は肝機能の異常から現れてくるものです。
目の白い部分や皮膚にも黄色く変化していくのは黄疸の代表的な症状といえるでしょう。
打ち身のあざとは違い、毛細血管は関係ありません。
打ち身のようにぶつけたりしてできるものではなく、もっと危険な病気が隠れていると考えなければいけません。
特に肝硬変や肝臓がんなどの疑いも出てきます。
早急な検査が必要であることは間違いありません。
【白目の変化から】
黄疸の場合には、粘膜に対して変化が出てきます。
白目が黄色くなるというのもそのひとつであり、はっきりと違いがわかるようになるでしょう。
さらに発熱やだるさ、腹痛など打ち身とは明らかに違い、複数の症状がみられるようになります。
単にあざとして表れるわけではありませんので、はっきり違いがわかるでしょう。
黄疸は非常に危険な症状です。
体に相当な異常が出ている状況であり、あざが黄色くなるものとは明らかに異なります。
状況によっては、命にかかわることも出てくるため、早急に医師の診断を受けることが必要な状態です。
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