腰椎圧迫骨折のリハビリにおいての禁忌事項
腰椎圧迫骨折のリハビリについて、禁忌事項も交えてお伝え致します。
腰椎圧迫骨折の患者は高齢者がほとんどですから、禁忌事項を守らないと大変なことになるかもしれません。
そういったリスクに関してもお伝え致しますので、ご参考になさって下さい。
【腰椎圧迫骨折とは】
腰椎圧迫骨折は、高齢者が多く発症するものです。
その原因といいますと、尻もちや重いものの持ち上げといったことで、ぎっくり腰とも間違えやすいようです。
その場合、骨粗鬆症も発症しているといった人も多いようで、高齢化社会と言われる現代ですから、患者数は増加の一途です。
また、再発が多いというのも、この骨折の特徴ですから、その防止のためにはリハビリが欠かせないものとなっています。
リハビリは運動療法や日常生活の指導といったように、高齢者にとって必要なことに取り組んでいます。
【リハビリについて】
腰椎圧迫骨折のリハビリについて、ご説明致しましょう。
リハビリの方針はコルセットを着用した上で体力低下、筋力低下を予防する運動療法、再発防止を目的とした転倒予防、日常生活動作指導を行うといったことで、だんだんとリハビリを重ねるうちにコルセットを取るようにしていくようです。
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【リハビリの際の禁忌事項】
次にご紹介しますのは、禁忌事項になります。
受傷後2週間たちますと、痛みも徐々になくなりますので、日常生活のための動作を取り戻すといった目的でのリハビリテーションになるのですが、ここで禁忌事項があるのです。
脊椎を動かすような運動は禁忌事項ということになります。
まだ、この時期は背骨は安定していませんから、やたらに動かすのは危険なのです。
つまり、体幹の「屈曲」「回旋」は禁忌事項ということになるでしょう。
【禁忌事項を守らないとどうなる?】
では、こういった禁止された事柄ですが、守らないとどうなるかと言いますと、再発の可能性があるということです。
これは、恐ろしいことですし、本人にとっても、家族にとっても困ることに違いありません。
ですから、先ほど挙げました禁止されたことを守って、正しい機能訓練に取り組みましょう。
腰椎圧迫骨折の機能訓練は大事な取り組みですが、禁忌事項があります。
それを守って、前向きに段階ごとの機能訓練に取り組めば、きっと良くなることでしょう。
困った事等は、病院のスタッフに聞きながら、家族一丸となって腰椎圧迫骨折の正しい機能君れrンに取り組むことをお勧めいたします。