脊椎圧迫骨折 リハビリ 禁忌 事項

脊椎圧迫骨折リハビリの際の禁忌事項

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脊椎圧迫骨折リハビリの際の禁忌事項をお伝え致します。
この骨折は高齢者に多いものですから、周囲で気を付けるべき禁忌事項があるのです。
いくつか挙げますので、ご参考になさって下さい。

 

 

【脊椎圧迫骨折とは】
脊椎圧迫骨折は、原因が骨粗鬆症という事が多いようで、高齢者に多い骨折です。

 

 

背骨が折れてしまうといった骨折で、元々骨粗鬆症等により、骨が弱くなっている高齢者はちょっとした尻もちや転倒、日常の動作等により背骨が折れてしまいます。
中には何もしていないのに、折れてしまったという事もあるようですから、注意が必要です。

 

 

【リハビリについて】
リハビリと言いましても、特別なものではないようです。
脊椎の運動性の回復、体幹筋力、下股の筋力のアップ、起居動作の回復が主な目的とされています。

 

 

脊椎圧迫骨折の治療は保存療法が主です。
約4週間のギブス固定後、約8週間のコルセット固定という方法が一般的で、リハビリはコルセット装置の時期から始め、筋肉増強、起立、着座、歩行の訓練が励行されるようです。

 

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【リハビリの禁忌事項】
日常生活にもどれるための脊椎圧迫骨折のリハビリはとても大事ですが、禁忌事項があります。

 

 

まずは腰痛体操は骨が完全につくまではNG、和式トイレもNG、寝る時は布団はNGですから、ベッドにしましょう。
また、体を左右に曲げる事、ねじりや前屈姿勢もNG、胡坐など、床に直接座る事もNG(イス生活が良いようです。
)となっています。

 

 

【禁忌事項を守ろう】
前に挙げた禁忌事項は、必ず守りましょう。
守らなければ、再発してしまうかもしれません。

 

 

脊椎圧迫骨折においての高齢者のリハビリは家族の手助けが必要不可欠です。
このような禁忌事項についても、しっかりと伝え、無理をさせないよう気を付けてあげましょう。

 

 

脊椎圧迫骨折には日常生活を取りも戻すためのリハビリが必要ですが、何分にも高齢者の場合は無理し過ぎないようにしましょう。
いくつかの禁忌事項を守り、適切な動きを心掛けると治りも早いかもしれません。

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