骨折して「骨がくっつく」までの期間はどれくらい?数か月かかります
どんなケガでもやっかいですが、その中でもひときわ大変なのが骨折です。
入院や手術の必要があり、ときには治療期間が数ヶ月に及ぶからです。
では、骨がくっつくまではどのぐらいの時間が必要なのかと言いますと、程度にもよりますが1ヶ月から3ヶ月だとされています。
これは大人に当てはまる数字であり、快復力が大人と比べれば高いと言われている子供だと、更に短くなる傾向にあります。
骨折は種類によって対処法が変わってきます。
いわゆる亀裂骨折だと、痛みがさほどないこともあり、捻挫や打撲だと勘違いし、それを放置してしまう人が少なくありません。
そしてこれならば骨がくっつくまでに必要とされる期間も比較的短いため、ギプスで固定されるようなこともありません。
しかし、複雑骨折だと言われるものだと、砕けた骨がそこかしこに飛び散り、体内に残されている可能性があるので、手術が必須となります。
こうなると感染症が起きることもあるので、そう簡単には治りません。
骨がくっつくまでの期間を短縮する方法としては、患部の位置を心臓よりも高くするというのが定番です。
これは足首を骨折した人が、足をつり上げている情景を見れば、分かりやすいと言えます。
何故このような措置を執るのかと言いますと、患部に血を巡らせないためです。
この時期に患部に血が行くと、そこに内出血が残ったり、炎症が起きたりします。
そして内出血が残ってしまうと、それが違和感の原因となり、完全に取り除くためには手術が必要になってきます。
また、炎症が起きるとそれが痛むため、睡眠妨害になります。
睡眠不足はストレスの原因になる上に、他の様々な病気の原因にもなります。
骨がくっつく期間を縮めるためには、食べ物にも気を遣う必要があります。
これはカルシウムやタンパク質、コラーゲンが豊富に含まれているものを積極的に摂取するようにすればよいでしょう。
自然治癒のメカニズムから言えば、何かを多めに取ることに意味はありません。
必要とされる栄養素や成分をバランスよく取るようにしましょう。
まとめ
・個人差がある
・食べ物でも促進させる
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