骨折観血的手術 後遺症 治療

骨折観血的手術の治療方法と後遺症について

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骨折した場合の治療方法のひとつに骨折観血的手術があります。
これは観血的(手術によって)骨折している部分を治すという治療方法になります。
骨折間接的骨接合術という方法も存在しますが、差は手術をするかしないかになります。

 

骨折観血的手術の治療方法と後遺症についてお話していきましょう。

 

 

骨が折れていると疑われる場合には、まずレントゲンやMRIなどによって検査を行っていきます。
この際にまっすぐに折れている場合には手術を行うことはほとんどありません。
また手術を必要としない場合には徒手整復や牽引、副子固定などを行い骨がまっすぐにくっつくように促し、その後ギブスなどで固定します。
牽引というのは引っ張る、徒手整復というのは手によるずれの修正などのことを指します。

 

しかし症状によっては手術によって治療を行った方が完治する期間が早い場合があります。
さらに損傷がひどい場合には手術を行います。
この場合には全身麻酔によることがほとんどです。

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手術方法は骨折している患部を切開して行います。
必要に応じてボルトやプレートなどを骨と骨を固定します。
他にもピンニング(針金のようなもの)やプレートとネジを使用することもあります。
手術後にはギブスを使用して患部を保護し固定します。
骨折観血的手術の後遺症このようなことが考えられます。

 

・しびれ、麻痺
・関節の変形、拘縮(固まる)
・筋肉低下
・傷跡
・四肢

 

このような後遺症が出る場合があります。
また骨に細菌が感染してしまうと骨髄炎になってしまうこともあります。
細菌には抗生物質によって治療を行っていきます。
このように切開する手術には少なからずリスクがあります。
ただ後遺症が出るとは限りませんので医師と相談して行うことが大切です。

 

骨折観血的手術も現在進行形で進化しています。
ボルトやプレートなども日々研究が重ねられ改良が進んでいます。
骨折した場合には手術が必要な場合もあります。
医師と相談ししっかりと治療していきましょう。

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