手首 粉砕骨折 治療期間 後遺症

手首の粉砕骨折をした時の治療期間と後遺症について

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転倒したついでに手首を粉砕骨折してしまう事があります。
治療期間と後遺症についてお話しします。

 

 

【手首の粉砕骨折について】
転倒の際に手をついた時の激しい衝撃やスポーツ事故あるいは転落事故や交通事故など、様々な原因で手首が粉砕骨折をしてしまう事があります。
高齢者で骨がもろくなっていない限りは、ちょっと転んだだけで骨が粉砕骨折してしまうほどの強い衝撃を受ける事はありえませんから、高齢者や乳幼児に多い骨折という事ができます。
手首は8つの骨の固まりが集合してできており、そこから5本の指の骨と腕の骨がつながっていますから、骨折すればまず指先の神経や肘関節などに症状が出る事が多いのです。
粉砕骨折は重度の骨折ですから一般的には緊急手術による整復治療となり、およそ1ヶ月以上の治療期間を要します。
手首から指にかけての間に後遺症が残る事もあります。

 

 

【手首の粉砕骨折の治療期間と後遺症について】
粉砕骨折をするとプレートや針金などによる整復治療を受けた後にギブスをはめての約1ヶ月間固定による治療期間を強いられますが、一般的には指先を少し出す形での固定をされます。
それ以外の部位は絶対安静となりトータルでみた治療期間はリハビリも含めて約3ヶ月から5ヶ月程度の治療期間ですが、指先だけは動かせるようにギブス固定されるのが一般的ですから、指先だけの運動を後遺症が残らない程度に無理のない範囲で行います。

 

 

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【手首にみられる後遺症】
粉砕骨折した際に神経や血管を傷つけてしまう事がありしびれや痛みあるいは腫れが生じる他、骨がずれてしまったゆえの指の機能不全あるいは手首周辺の筋肉の硬化などの後遺症が残る事もあります。
骨折の衝撃で指の骨が転移してしまい指がうまく動かなくなるといった障害が残る事があります。
リハビリのやり過ぎでも骨の転移はおきますから、適切な運動が肝心です。
手術は外れてしまった1つ1つの骨を複数回に分けて整復していく事になり、特に高齢者の場合は完治が遅れてしまう事によって、治療期間が長引く事もあります。

 

 

手首の粉砕骨折は後遺症が残りやすく手術も大変になってしまう事が多いのですが、リハビリを適切に行っていく事が重要です。

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