捻挫 靭帯損傷 違い

捻挫と靭帯損傷の違いとは!?同じ意味で使用されます。

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捻挫は読んで字のごとく捻って挫く怪我のことを指します。
これは手や足の関節に起こることが多く、靭帯や腱を損傷します。
転んだりして関節の可動領域を超えて稼働してしまった場合に起こります。

 

靭帯損傷と違いはあるのでしょうか??

 

 

上述したように捻挫というのは靭帯を損傷することによって起こります。
皆さんが想像するのは転んで足首をくじいた、スポーツ中に捻ってしまったなどを想像することかと思います。
このような状態というのは軽度なものになります。

 

軽度な場合は靭帯が伸びたり、一部が切れてしまうことによって起こります。
しかし重症化している場合には靭帯が完全に切れてしまう「靭帯断裂」となってしまいます。
つまり靭帯損傷というのは捻挫が重症化した場合のことを指します。

 

医学的には靭帯損傷の一部とされているのが捻挫です。
同じくくりにすることも出来ますが、完全に靭帯が切れている場合には捻挫と呼ばないこともあります。
基本的な症状はほとんど変わりません。

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靭帯が損傷して痛みや腫れ、ひどい場合には内出血を伴います。
靭帯というのは骨と骨をつなぎ関節を支えていますが、足首や手首だけではありません。

 

骨がある部位にはほとんど存在しており、皆さんが想像するよりも多く存在しています。
背骨にもありますし、腰にも存在しています。
腰椎を捻挫することをぎっくり腰と言います。

 

さらに重症度を3つに分けています。

 

1度、2度、3度に分類されており最も軽度なものが1度になります。
1度は靭帯が伸びた程度で1週間ほどで完治へ向かう軽微なものです。
2度の場合には中程度となります。
靭帯が伸びたり一部が切れてしまいます。おおよそ2週間〜3週間ほでかかります。
3度は最も重症なもので、靭帯が完全に切れてしまっています。

 

基本的に靭帯損傷というのは大きな違いはありません。
ただし3度の場合には靭帯断裂と呼ばれることもあります。
軽度なものを捻挫、靭帯が大きく損傷するものを靭帯損傷と覚えておけばいいかもしれません。

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