骨折の症状「熱」/原因は?対処法は冷やすことが重要!
骨折は打撲や捻挫、肉離れなどの怪我とは初期症状では見分けにくいのが特徴です。
初期段階では腫れや炎症などはほとんど同じですので区別しづらいです。
この場合に熱が出る場合があるのでしょうか??
基本的に患部の発熱と風邪などのような熱が出る場合もあります。
この2種類についてお話していきましょう。
身体の一部が骨折や打撲などによって損傷すると炎症が起こります。
これは炎症を起こしている患部を修復するために起こるものと血液が溜まってしまうために起こるものの2つです。
骨折をした場合には血管が傷ついて出血を起こすために血液が溜まってしまうことによって腫れが起こります。
さらに血液が修復に必要な酸素や栄養素を運ぶために患部へと集まってきます。
そのため腫れが起こり、患部が熱をもつことになります。
ここで患部では炎症が起こっていますので炎症症状が現れます。
発赤、熱感、腫脹、疼痛、機能異常などが起こります。
怪我をした際に経験がある人は多いのではないでしょうか。
骨折した際に体温が上がるということに関しては誰でも起こることではありません。
負傷した直後、もしくは数時間後に37度〜38度の熱が出る場合があります。
これは吸収熱と言います。
骨折による内出血や組織の分解物などの吸収のために発生します。
およそ1,2日ほどで治る場合が多いです。
この2つの対処方法についてもお話していきましょう。
まずは病院へ行くことが大前提です。
骨が曲がらずにまっすぐにくっつくことを促すためにも必要です。
患部の炎症に効果があるのは冷やすことです。
どの怪我でも言えることですが冷やすことによって腫れを悪化することを防ぎ、痛みを緩和します。
発熱していますので冷やすことによって熱を下げることにもつながります。
体温が上がった場合には解熱鎮痛剤などを処方してもらい熱下げましょう。
ただし発熱というのは身体の免疫機能によるものがほとんどですので無理に抑えてしまうと治りが遅くなってしまうこともあります。
医師に相談することが大切です。