打ち身による内出血は塗り薬で
打ち身によって強い衝撃を受けることで、皮膚の下の組織が破壊され出血を起こすことがあります。
内出血がひどくなると、かなり腫れることも出てきますし、あざになること出てくるでしょう。
こうした打ち身の患部は、塗り薬によっても対応することができます。
【内部での出血が問題】
打ち身によって、皮下組織が破壊されると同時に、毛細血管から出血が起こるようになるのが内出血の正体です。
これがたまってしまうために、青あざのようになります。
自己治癒力で回復させようと働いていき、時間と共に治りますが、あざだけが残ってしまうこともあるため、早めに回復できるようにしていくことが重要です。
【冷やすことから始める】
打ち身の場合には、皮膚は切れていないため、外部に出血していきません。
内出血は、最初は赤いあざになりますが、やがて青や紫に変化します。
日本人は、あざが残りやすいといわれていますので、処置をしていくことが重要です。
基本としては、冷やすことによって、細胞の炎症を鎮め、血管を委縮することで血流を抑えます。
ただし、急激に冷やすと、凍傷になる可能性が出てくるため、タオルなどを使い徐々に温度を下げることが必要です。
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【内出血には塗り薬】
打ち身に塗り薬を使うのは、特に内出血対策といっていいでしょう。
塗り薬を使うことで、細胞の修復を早めるというのが目的だからです。
実際には、他にもいろいろな塗り薬が販売されているため、薬剤師などに相談して打ち身の状態にあったものを選ぶことといいでしょう。
【骨折の疑いも考慮する】
塗り薬を使っても、一向に改善しないということもあります。
内出血が改善していかない理由として、骨折している可能性も考えていくべきでしょう。
骨折の場合、市販の塗り薬だけでは、正常な状態に回復させることができないことがあります。
痛みが引かないことも出てきているはずですので、打ち身だけと思わずに、医師の診断を受けるべきでしょう。
内出血にも塗り薬は効果を発揮できますが、どんな状況でも合うというものではありません。
状況に合わせて使うことが重要となってくることから、医師の処方するものを利用するということも考えていくべきでしょう。
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