骨肉腫 初期症状 すね

骨肉腫に見られる初期症状「すね」

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悪性腫瘍である骨肉腫は骨に原発する悪性腫瘍でそのうちの4割を占めるといわれています。
10歳から20歳くらい、若い世代に発生する事がほとんどですが、中高年にも発症します。
すね等の初期症状を見逃すことなく早期治療に取り組むことが重要です。

 

 

【骨肉腫とはどういう病気なのか】
この病気は骨に悪性腫瘍ができてしまう疾患で、発生頻度としては太ももの骨、すねの骨などの膝周辺に6割、太ももの付け根部分などの股関節周辺に1.5割、腕の付け根等の型関節周辺に1割、さらに顎にも0.6割の頻度があるといわれています。

 

 

骨肉腫は10代から20代にかけて成長期の若い世代に起こる癌として知られていて、実に7.5割の患者さんが20歳未満です。
中高齢でもまったくないわけではありませんが、多くは若い世代に起こる骨の癌として知られています。

 

 

【男性に多く非常にまれな癌】
この骨の癌は癌の中でもまれなもので、年間に200人くらいが発症するという確率的には低い癌で、女性よりも男性に多いということもわかっています。

 

 

若い世代、成長期の世代がかかる癌ということで成長が早く、痛みなどの初期症状の段階でいち早く診断を受けることが重要です。

 

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【骨肉腫の初期症状・・・痛みとは】
骨が痛いという初期症状から異常を感じる方が多いのですが、問題は初期症状の痛みは激しい痛みではなく、鈍痛、何となく痛い、運動すると痛い、運動した後に痛いなど、我慢できる痛みです。

 

 

骨肉腫の初期症状から進行すると次第に何もしなくても痛い、ズキズキと痛む・・という痛み方に変わってきます。
すねなど羅漢した部位が腫れたり、熱を持つということもあるので、進行していくと打撲や筋肉痛ではないと感じられると思います。

 

 

【小さいお子さんは初期症状を表現できないかもしれない】
小児の場合、骨肉腫ですね等に痛みがあってもうまく伝えることできない事もあります。
初期症状をとらえるということが重要になりますので、動くのを嫌がったり、すね等患部を触らせないといった行動があれば医療機関を受診してください。

 

 

よく見ているとすね等の患部を動かさないようにしていたり、かばっているような歩き方になる事もあります。

 

 

 

骨肉腫はすねや股関節などに発症する事が多く、そのため、歩くこと、足を動かすことなどに痛みなどの初期症状が起こることが多いです。
初期段階で異常に気が付き医療機関を受診するということが重要です。

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