鎖骨骨折 寝方 就寝時

鎖骨骨折をした際の就寝時の寝方について

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鎖骨骨折と聞くと、痛みをイメージされる方も多いと思います。
固定するのが難しい骨とされていますので、就寝時等にはどのような寝方をしたら良いのか、変な寝方をして悪化させたりしないか不安に思われる方へ、鎖骨骨折について、特徴や就寝時の寝方について説明します。

 

 

【鎖骨骨折の症状】
鎖骨骨折は、自転車やバイクの転倒時やスポーツをされる人に多く、肩を下にして手や肘、鎖骨、肩を着いて転倒した場合に、その衝撃の力が鎖骨に伝わって引き起こされます。
骨折した部分は痛みや腫れが起こり、肩を動かすことで強い痛みを伴います。
症状としては、肩幅が狭くなり、骨折部位に皮下出血が起こることがあります。
あるいは、鎖骨の内側が筋肉によって上へ引っ張られ、外側は腕の重みで下に引き下がられ、肩帯に変形を生じることもあります。

 

 

【鎖骨骨折の治療方法とは】
手術で治療するケースもありますが、基本的に鎖骨バンド等を用いて固定する、保存的治療が行われます。
予防策としては、高齢者のお宅では転倒防止のバリアフリー対策、または適度な運動をすることが大切です。

 

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【就寝時の寝方について】
鎖骨は肋骨の上に浮いている形になる為、不安定な骨になります。
つまり、固定が難しく、包帯や固定バンドを用いますが、締めすぎると血液循環が上手くいかず、痺れが生じることもありますので、自宅管理もコツが必要になります。
では、就寝時の寝方はどうしたら良いのでしょうか。

 

 

就寝時には、横を向いても痛みが発生し、普通の体制でも痛みが発生してしまいます。
そんな時には、クッションやバスタオルを置いて、リクライニングシートに座るような格好を作り出して寝ると良いでしょう。

 

 

【寝ている状態からの起き上がり方】
鎖骨骨折をしている状態で、就寝時の状態から起き上がるには、かなりの痛みが伴います。
そこで、ベッドに寝ているとした場合、ベッドの端まで動いてから半分の足を下ろし、上半身を90度起こしてから床に滑り降りるようにすると比較的痛みを感じずに起き上がれます。
クッション等を置いておくのも良いでしょう。

 

 

鎖骨骨折の際の就寝時の寝方について、リクライニングシートにいるような態勢を作りだすことがポイントです。
寝方を工夫し、痛みを上手く和らげて、しっかりと睡眠を確保するようにしましょう。

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