打撲で力が入らない症状と対処方法／骨折と間違えないようにするために
転倒した場合やスポーツの際に起こりやすい怪我のひとつに打撲があります。
骨折もしやすいと言えますが、骨はそう簡単に折れるものではありません。
打撲の症状は痛みの他にも腫れや内出血などが起こります。
注意しなければいけない症状のひとつに力が入らないことが挙げられます。
では詳しくお話していきましょう。
【打撲の症状】
上述したように痛み、腫れ、内出血が起こります。
これは軟部組織と言われる腱や筋肉などが損傷することによって生じます。
軟部組織が損傷していますので力が入らないという状態になります。
力を入れても入れにくい、痛みが起こるため力が入らないことがあります。
【注意しなければならないこと】
打撲をした際の注意点は骨折と勘違いしないようにしなければなりません。
では骨折の症状についても見ていきましょう。
骨折と打撲の初期症状の違いというのはほとんどありません。
骨折の場合にも痛みの他に腫れや内出血を伴います。
複雑骨折などの場合にはわかりやすいかもしれませんが、単純骨折の場合にはわからなことがあります。
骨折の場合には痛みと腫れが強くなる傾向になります。
このことから打撲と骨折を間違えないようにしなければなりません。
早期発見は早期治療につながりますので病院で検査を受けましょう。
【打撲の対処方法】
痛みと腫れ、内出血の症状を悪化させないことが重要です。
応急処置としてまず冷やすことが大切です。
受傷した直後から冷やしましょう。
冷やし方は流水で２０分ほど冷やしても良いですし、氷や保冷剤を当てても大丈夫です。
しかし、氷や保冷剤を当てる場合には直接当てると凍傷になる可能性もありますのでタオルなどで包みましょう。
【まとめ】
力が入らないということは骨折の可能性があります。
また、関節や腱に損傷が及んでいる場合にも起こる場合があります。
対処方法はまず冷やすことです。
ただし、我慢できないほどの痛み、異常な腫れなど、おかしいと感じた場合には早めに病院へ行きましょう。
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