骨折と「ひび」には微妙な違いがあります!症状や治療も異なる?
骨に異常がある場合の症状として骨折とひびが入っているという状態があります。
実際にどのような違いがあるのかということを明確に分かっている人は少ないといえます。
まずは、「ひび」と診断されるものも分類的には骨折にあたります。
ひびは正式には亀裂骨折と言います。
一般的に骨折といわれているものは関連にひとつのものが分裂してしまっている場合をいいます。
これは、正式には完全骨折といいます。
ひびの場合には完全に折れているのと違って骨自体のずれがない状態なので周りの筋肉などにも影響が少ないということもあって適切な治療を受けて安静にしていれば完治に向かうということがあります。
逆に完全に骨が離れてしまっている場合には完全に固定をして一定期間動かさないようにしておかなければいけないことになります。
ここが大きな違いになります。
しかし一言にひびが入ったといっても様々な状態があります。
それぞれの状態に合った対応方法があります。
一番多いとされているのが大きな外傷でおこるのではなく、同じ部分に何度も力が加わることによってひびがはいってしまう場合です。
この場合には、やはり安静にしておくことが一番大切です。
場合によってはギプスなどで固定することも重要です。
放っておくと骨が変形してしまったりすることもあります。
症状に気づいた時には出来るだけ早めに診察を受けて対処することが大切です。
完全骨折の場合には痛みもきつく気づきやすいので放っておくことはないといえますが、ひびの場合には一般的に感じる骨折の痛みよりも少なく日常生活にも支障がない場合があります。
そのために気づきにくいということもいえます。
そこが大きな違いになります。
何かの動きをした時にいつもよりも大きな痛みを感じた時などには一度病院で診断を受けることが大切になります。
ひびが出てくるくらいなのでスポーツなどをしている人だけの症状ではないかと思う人もいますが、日常生活でも十分に起こりえます。
違いというよりも正式には同じ種類の怪我となります。