打撲であざが出来た!色が変化する原因と対処方法
打撲をした場合には痛みの他にも腫れや内出血の症状が起こります。
完治するまでの期間は軽度なもので1週間〜2週間ほどで治ります。
しかし、内出血の症状がある場合には「あざ」となって残ってしまうことがあります。
その場合には色の変化が起こります。
あざについてお話していきましょう。
【内出血とは…】
内出血というのは皮膚の下で出血している状態をさします。
打撲のように外的な強い力などによっても起こりますし、内因的な要因(内臓や臓器からの出血)の場合もあります。
多くの場合には腫れを伴います。
これは血液が損傷を修復しようとするために起こるもので、血液が集まってきます。
ただし、血管が細かったり、ビタミン不足の場合にはあざが出来やすいと言えます。
【あざの色の変化】
あざが出来た場合には色が徐々に変わっていきます。
主に下記のような変化をたどります。
赤→紫、青→青、緑→茶、黄
最初は赤だったものが徐々に青くなることが多いです。
青くなったものを青タンと言います。
基本的に皮膚の表面近くで起こった場合は赤や青、皮膚の深くで起こった場合には黒っぽくなることもあります。
ここで注意しなければならないことは赤から色が変わらない場合です。
打撲の完治までの期間はおよそ1週間〜2週間ほどですが、この期間中に色の変化がない場合には出血が止まっていない可能性があります。
赤や紫のように見える場合には注意しましょう。
【対処方法】
あざに関しては基本的に自然に治癒していくことがほとんどです。
腫れや痛みも同時に徐々に治癒へと向かっていくでしょう。
内出血した際の応急処置は冷やすことです。
しかし、腫れや痛みが落ち着いてきたら今度は温めることが必要となります。
上述しましたが血液が修復に必要なものを運んできますので温めることによって血行を促進させます。
温かいタオルなどで温めましょう。
【まとめ】
あざの色の変化は赤、紫→青→緑→茶、黄というような変化をたどります。
ただし患部の場所や深さによっては色が異なる場合もあります。
打撲が完治したとしてもあざだけが残っていることもあります。
その場合には上記のように温めることも試してみましょう。
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