打撲で内出血を早く治すには冷えピタ!?/補助的に使用しましょう
打撲というのはスポーツなどをしているときだけでなく家の中でも起こることがあります。
そのためしっかりとした対処方法を覚えておくということは重要です。
家の中で転んだりぶつけただけでも打撲となる場合があります。
その際に冷えピタには早く治す効果があるのでしょうか??
まず受傷すると痛みの他にも腫れや内出血の症状が起こります。
これは患部の軟部組織(腱、筋肉、靭帯、皮膚、脂肪組織など)に損傷が起こっています。
そのため痛みだけでなく腫れ、筋肉などからの内出血が起こります。
早く治すためには冷やすことが重要です。
打撲だけでなく、怪我をした際の応急処置にはRICE処置という方法が推奨されています。
これはサッカー、野球などのプロ選手も行っています。
R=安静、I=冷やす、C=圧迫、E=挙上
この方法を受傷した直後にしっかりと行うことによって悪化を防ぐだけでなく、早期完治を促すことが出来ます。
冷やすことが求められていますが冷えピタで対処していいのでしょうか?
冷えピタというのは元々は発熱した際に熱を冷ますというものになります。
一般的には体温が上がった際におでこ、首、脇、太ももの付け根などに使用されることが多いです。
また冷却効果が8時間続くことから大変重宝されています。
私自身も冷蔵庫に保管しています。
確かに冷却効果は得ることが出来ます。
打撲の場合にも同様です。
しかし受傷した直後はもっと冷えているものを使用した方が早く治すという意味では効果が得ることが出来ます。
氷や保冷剤などをタオルなどで包み患部に当てる方がより効率的に患部を冷やすことが出来ます。
冷やすことによって腫れ、内出血の悪化を防ぐことも出来ます。
冷やすことを効果的に行うのであれば冷えピタには効果がでないと言えます。
氷など何もない場合には使用しても良いかもしれません。
「小ネタ」
冷えピタは風邪などの際に使用することがあるかと思いますが解熱作用というのはありません。
どちらかというと熱が出ているところに冷たいものを当てるリラックス効果が強いと言われています。
熱を下げるために使用するものではなく、あくまでも補助的にしようするものだと覚えておきましょう。
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