腫れた打ち身のかゆみの対処方
転倒等で打ち身が出来てしまった場合に腫れて痛いだけではなく、かゆみを感じることがあります。
酷いかゆみだからといって腫れている患部に無闇に触れてしまってはいけません。
正しく対処しましょう。
【打ち身によるかゆみ】
打ち身は人体を激しくなにかにぶつけた時などに出来てしまいます。
打撲ともいい、内出血によって患部が腫れ、痛みを感じます。
それだけではなく、さらにかゆみが発生することもあります。
【腫れはいじらないで】
かゆみを感じるからといって腫れている患部を爪でかいてしまうと、傷になりそこから雑菌が入ってしまい、症状が悪化することがあります。
絶対にやってはいけません。
また、かゆみを誤魔化すために手で叩くというのも間違った対処法です。
内出血が悪化することにもなりかねません。
打ち身で腫れた場所は安静にしておきましょう。
冷やしたり塗り薬を使用しても改善されず、あまりに我慢できないほどの酷いかゆみの場合は病院を受診してください。
ストレスが大きい場合、それによってさらにかゆさが増したり、他の症状が発生する危険もあります。
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【打ち身の対処も最初が肝心です】
かゆみの原因も腫れと同じく、打ち身による内出血。
これを悪化させないのが正しい対処方です。
痛みがひいた後のかゆみも発生しにくくなります。
打ち身が出来てしまった時の対処は、迅速に冷却(アイシング)してください。
内出血や炎症、腫れを抑えることがが出来、また感覚が鈍るので痛みが治まると同時に、かゆさも感じにくくなります。
氷や氷嚢等で患部を20分程度冷却します。
冷感湿布は冷たく感じますが、感覚だけで実際は患部を温めたり、血流を良くして内出血を悪化させてしまうのでアイシングには使いません。
冷やし過ぎによる凍傷やしもやけになるのを避けるため、感覚が無くなってきたら一旦冷却を停止し、1時間から1時間半後、再開してください。
睡眠時以外で24時間から72時間、アイシングを行います。
アイシングを終えて腫れがなくなり、痛みがひいてもまだかゆい場合は冷感湿布等で対処しましょう。
湿布の成分でかゆさが抑えられるのです。
患部に貼ることにより、無意識にかいてしまうことも防げるようになります。
かゆいというのも、なかなかに耐えにくい症状ですよね。
辛いかゆさを我慢できずかいてしまったり、ストレスによってさらに症状を悪化させないためにも、打ち身が出来てしまったら適切に対処したいものです。
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