圧迫骨折 コルセット 寝るとき どうする

圧迫骨折での寝るときのコルセットをどうするべきか

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圧迫骨折と診断された場合、ほとんど寝たきりとなってしまい、コルセットは必要不可欠となってしまいます。
では、寝るときはどうするべきかご存知でしょうか。
寝るときもしっかり付けておく必要があるのかどうか、どうすることで負担がかからないのか、正しく理解しておきましょう。

 

 

【圧迫骨折について】
人の頭部と体幹を含んだ上半身を支える脊椎ですが、頸椎・胸椎・腰椎・仙椎・尾椎から構成されており、一つ一つは椎体と呼ばれます。
この椎体は意外にもろく、ちょっとしたことで潰れてしまいます。
圧迫骨折とは、骨折とは呼ばれていても、椎体が潰れたり、ひしゃげることで引き起こる疾患になります。

 

 

【圧迫骨折の原因とは】
圧迫骨折の原因とは、骨の強さと加わった外的圧力によって、骨折する場所や程度が異なります。
重い物を持ち上げる、事故によるもの、加齢による骨粗鬆症等が原因として挙げられ、骨のもろい高齢者の場合、立ち上がろうとする時やくしゃみをする時等、日常生活の中の動作だけでも原因になりえることがあります。
高齢化社会になり、圧迫骨折の患者数は増加する一方です。

 

 

また、骨は病気によってももろくなり、骨折の原因となることがあります。
考えられる病気として、悪性腫瘍の転移、骨軟化症等の骨の疾患があります。

 

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【治療とコルセット】
圧迫骨折の治療はどうするのかと言うと、基本的に安静にしておくことになります。
発症後、骨折部の変形を防ぐ為に、コルセットを装着します。
コルセットを用いることで、痛みを軽減し、変形を防ぎます。
コルセットには硬さ、範囲、どこに使用するかによっていろいろな種類があり、硬性・軟性もあります。
骨折部位に負担をかけないよう、ずっと装着するのが基本ですが、寝るときはどうするべきなのでしょう。

 

 

【寝るときのコルセットはどうするべきか】
寝るときにコルセットをどうするか悩む方もおられますが、寝るときは骨に負担がかからない為、装着の必要性はありません。
逆に、寝るときに装着することでコルセット内の皮膚トラブルにもなりかねませんので、注意が必要です。

 

 

寝るときにはコルセットをどうするべきか、理解いただけたと思います。
圧迫骨折の患者はこれからもっと身近な疾患になる可能性がありますので、理解しておきましょう。

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