肋骨骨折 バストバンド 巻き方 期間

肋骨骨折時のバストバンドの巻き方と固定期間

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肋骨骨折は交通事故や格闘技あるいはスポーツ時での外部からの激しい衝撃、過剰なスポーツによる疲労などが原因となって怒る傷病です。
バストバンドによる固定が一般的です。
その巻き方と巻いている期間についてのお話です。

 

 

【肋骨骨折について】
肋骨は他の骨とは比較にならないほど再生能力が大きいという特徴を持っていて、整復治療が基本的に不要な部位です。
ですから骨折しても治療期間は自然治癒に任せるので充分なのですが、呼吸をするたびに強い痛みを覚えますから痛みを押さえるために、バストバンドなどのコルセットを腰に巻いて過ごします。
強く巻けば痛みが和らぎますが巻き方が問題です。
巻く期間は痛みが取れるまでです。

 

 

【バストバンドの巻き方と巻く期間】
呼吸のたびに肋骨骨折をした部分が痛くなるために呼吸が苦しいと感じてしまうような状態の時は、バストバンドをきつく巻くと楽になります。
女性であれば乳房の下あたりまで男性なら胸の下あたりまでをしっかり巻くのが正しい巻き方です。
過度にきつくしすぎるとかえって患部が余計に締め付けられて痛む事もありますから、自分で巻いてみて楽な状態を見当しながら巻いてください。
必ず下着の上から巻く事で肌がかぶれなくてすみます。
上手な巻き方のこつとして入浴時や就寝時は、痛みで不眠にならない限りは外す事がポイントです。
痛くて眠れないようならゆるめてみるのも良いでしょう。
痛む期間は適度に巻いて呼吸を楽にしてあげるのが肝心です。

 

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【期間中のバストバンドの巻き方注意】
バストバンドは市販でも売っていますから手軽に手に入ります。
肋骨骨折は自然に癒合しますが整形外科受診はした方が無難です。
肋骨骨折をする事で肋骨にくるまれていた肺の活動が影響を受けて呼吸困難になるケースがあることと、肺を傷つけて出血をしてしまう事があること、痰が出にくくなって肺炎を起こす場合がある事と様々理由があるのです。
いずれにせよ肋骨骨折をしたら呼吸困難になりやすい事に加えて激痛が走りますから、医師の診断に沿ってバストバンドを巻く事が重要です。
正しい巻き方と適切な期間を守りましょう。

 

 

肋骨骨折は自然治癒が基本で痛みを和らげるためにバストバンドが有効です。

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