鎖骨骨折 後遺症 肩こり 対処

鎖骨骨折の後遺症で生じる肩こりへの対処

スポンサーリンク

鎖骨骨折は基本的に整復しやすいと言われているのですが、ちゃんと対処しないと肩こりなどの後遺症が残る事があるのです。
鎖骨骨折の後遺症と対処法についてのお話です。

 

 

【鎖骨骨折と鎖骨の基本】
鎖骨骨折は完治すると信じてやまない人には若干衝撃的な内容ですが、適切な治療を受けかつリハビリをまじめにやりきらないと、後に少少辛い生活が待っていますから要注意です。
鎖骨は胸関節と肩甲節とをつないでおり、その下には血管や神経が走っていて腕の主要な動きをサポートする役割があります。
鎖骨の後部分は肩関節の一部になっています。
鎖骨骨折は鎖骨途中の3分の1もしくは3分の2あたりで骨折する事が多く、後半分は上へずれ前半分は下にずれるといった転移を起こすと、肩の神経を圧迫する事になります。
長期固定されている状態だと肩の筋肉が衰えて固くもなります。
これが肩こりという鎖骨骨折の後遺症になって長く苦しめられる要因です。
適切な対処をしていかなければ、何かのおりに何度も肩こりに苦しむ事になります。

 

 

スポンサーリンク

【後遺症で肩関節が硬くならないようにするための対処法】
鎖骨骨折の治療過程で最初の4週間程度は肩を動かさずに安静状態にしていれば、仮骨が伸びて癒合してくれるのですが、完全に癒合しないうちに肩や腕を大きく動かすと先述したような転移を起こしかねません。
鎖骨の完治も遅れますし鎖骨が移動した状態で癒合してしまう事も起こりえます。
そうなればますます神経は圧迫され肩こりという後遺症で苦悩する事になります。
リハビリを欠かさずする事で対処すれば肩こりという後遺症が軽減される事はあります。
鎖骨に直接打ち込まれたプレート用ネジのせいで肩こりがおきる事もありますが、整復できたらプレートもネジも外しますから肩こりは軽減され後遺症とはなりません。
指示されたリハビリを適切に行うなど正しい対処をして後遺症を予防しましょう。

 

 

鎖骨骨折の後遺症である肩こりは骨の癒合がスムーズにいかずに、偽関節ができて鎖骨の下の神経や血管を圧迫する事で起きる場合と、安静時の固定が長期にわたっている間に肩関節が硬くなって発症する場合とあります。
リハビリを適切に行い対処する事が大切です。

 

 

スポンサーリンク