肋骨のひびに効果的な湿布について
肋骨にひびがはいって痛みにたえかねる時に処方される湿布は、はたして効果があるものなのでしょうか
【肋骨の痛みをひびと診断】
肋骨はとても折れやすい部位で、過剰なスポーツや運動あるいは労働でもひびが入る事があります。
交通事故で軽症のはずが肋骨にひびが入っていたなどという事も多々あります。
骨折までいくと肺や心臓への損傷が心配ですから画像検査後にコルセットなどで対処されることが一般的です。
通常は自然治癒で完治されますから放置でもいいのかとも思えますが、先述したように合併症の不安が残りますから痛みが続くようなら、単なるひびだからと素人判断せずに整形外科を受診しましょう。
【肋骨のひびや骨折で痛みが強い時】
肋骨骨折の大半は保存療法で処方される事がありますから、1〜2ヶ月はコルセットで患部を固定されて過ごすのですが、痛みそのものに関しては湿布や痛み止めの薬が処方されます。
ひびによる痛みそのものの緩和であれば血液循環を改善して炎症を押さえる目的で温湿布を処方されるのが一般的ですが、骨折をしている故の炎症緩和が目的であれば冷湿布を処方されます。
いずれの処方でいくのは医師の診断で変わってきますから、まずは担当医に相談しましょう。
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【湿布の効果はいかほど】
湿布は痛みを一時的でも押さえる効果がありますから、就寝中の痛みで眠れないという時には少なくとも寝ている間だけ楽にしてくれます。
治療効果を考えた時は保存療法で自然に癒合していくのをじっと耐えて待つしかありません。
したがって骨折やひびそのものへの効果は期待できませんが、痛みを抑える効果としてはとても気持ちが救われる部分が大きいと言えます。
発熱や発赤および腫れをひく効果も期待できます。
【湿布を貼る上で注意】
湿布の多くは肌に直接貼るものが多いですから皮膚が弱い人の中には皮膚がかぶれてしまう人も多いのが難点です。
少しでも肌に異常を感じたら使用を一度やめて担当医に相談をしてください。
肋骨にひびが入った時の炎症を抑える効果を期待できるのが湿布です。
医師の指示に従い正しく使用しましょう。
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